留学レポート

スケールの違う大きさに驚きました

違いだけでなく、意外な共通点も発見できました

名前 奥谷 碧さん
留学時期 2016年1月16日~2016年12月9日
留学先 ニュージーランド
種類 高校生交換留学

留学レポート

日本にはない授業

私が今通っている学校はメディアという授業があります。授業中には主にパソコンを用います。特に印象的だった授業内容を紹介します。ターム1はYoutubeをたくさん使用しました。ジャスティン・ビーバーの”Sorry”という曲のミュージックビデオの最初の30秒を自分たちで作り変えたり、自分たちで撮影し、パソコン上で編集する作業でした。日本では絶対に行われない授業だったので興味深かったです。また先生から指定されたアーティストのミュージックビデオを何度も見て、そのミュージックビデオの描写を行う、ということも行いました。普段何気なく見ていた海外のアーティストのミュージックビデオの裏にたくさんの意味があることを学びました。撮影の舞台照明などの明るさ、衣装、ボディランゲージまでもを読みとり、深く理解することができました。このメディアの授業では専門的な内容を行っているため、単語も専門的で覚えるのが非常に大変です。辞書を使って調べてみても、和訳したその日本語の意味さえ分からないことがあり今も苦戦しています。やりがいがありとても楽しい授業です。

ホストファミリー以外との繋がりも大切です

私は地域の教会のユースグループに参加しています。学校よりも規模が小さく話しかけやすい雰囲気です。また毎回楽しいゲームやアクティビティを行います。そのため絶対に相手とコミュニケーションを取らざるを得ないので英語で会話をする良いきっかけになります。また必ず数分程度、キリスト教に関する動画を見るのですが、それも英語のリスニング、理解力の発達に繋がるのでとても自分にとって良い時間を過ごせていると思います。自分より少し年上の参加者が多くフレンドリーで私にも話しかけてくれるのでとても楽しめています。放課後ホストファミリーと話すことも大切ですが、そのような地域の活動に参加して交友関係を広げられているのも、ユースグループに参加する良い点だと思っています。今後も積極的に参加して地域に貢献していきたいと思います。

あの有名な映画のセット

この写真は私が滞在しているマタマタという町にある観光スポットの“ホビトンムービーセット”です。マタマタは田舎の街ですが、このムービーセットが国内で有名な観光地なので毎日多くの観光客が来たり、何台もの観光バスが行き来しています。先日のイースターホリデーで、同じ学校に通う留学生たちといってきました。私は映画を見ていなかったのですが、それでも十分楽しめる場所でした。土地も広大で、圧巻の眺めでした。団体を案内する女性からの映画撮影の裏話を聞くこともできて、それを踏まえて映画を見たいと思いました。

意外な所に日本を発見

驚く事にニュージーランドの夕食にはご飯が出ることがお送ります。お米は日本のようなモチモチしたものではなく、タイ米のようにパサパサしていて食感は全く違いますが、「お米を食べる」という事に驚きました。使い方は非常に簡単で、お米、水を入れてボタンを押すだけです。日本のお米でも同じように使う事が出来ます。この炊飯器のようにニュージーランドには日本の文化が混ざっている事が多いです。

本気で勝負するスポーツデイ

これは学校で2月にあったスイミングスポーツデイの時の写真です。校内の生徒が4つのハウスに分かれてポイントを競い合います。写真の彼らはWekaというハウスで、ハウスカラーが緑色なのでみんなその色の服を着たり、フェイスペイントをしています。日本のスポーツデイとは全く違い自由なスタイルなので、最初は驚きました。ニュージーランドはラグビーが有名です。そのためか生徒もみんな運動が好き、得意な人が多いようです。日本の一般の高校などとはレベルが違い、皆女子も男子も本気で勝負していた様子が印象的でした。緑、青、黄、赤の四色に揃う光景は素晴らしかったです。

広大なグラウンド

これは私の通う学校のグラウンドのほんの一部です。この学校は田舎の方にある唯一の学校のため大きく、この学校に来て一番驚いた事の一つです。日本の学校が建つくらいの面積があり、4面のテニスコート、ビーチバレーのコート3面、ホッケー、ネットボールのコートがあります。ラグビーをするためのゴールやラグビーをするのに十分なスペースもあります。この広大な敷地で行われるアスレチックスポーツ大会はスケールが全く違います。全て芝生で覆われているため、モーニングティータイムやランチタイムには生徒はここで食事をする人もいます。