留学レポート

多くの新しいことに挑戦しています

様々なルーツの人と友達になって、世界がもっと近くなりました

名前 熊澤 萌里さん
留学時期 2016年7月19日~2017年6月1日
留学先 アメリカ
種類 高校生交換留学

留学レポート

私の入っているクラブを3つ紹介します

ヤング・ライフは、キリスト教の集まりです。毎週クラブがあり歌やゲームをします。このクラブのおかげで学校中に友達ができました。また、キリスト教についても知ることができました。日本クラブには100人位の人が所属しています。たくさんの人が私に質問してくれます。日本の学校生活や日々の生活について色々な人に話し、その度にみんなすごく興味を持ってくれました。10月頃からロック・クライミングクラブに入りました。主に活動は室内のロック・クライミング専用のジムで行います。全身を使って上まで登り切った時の達成感はすごいです!また初めて登り切った時たくさんの人に褒めてもらえて嬉しかったのを覚えています。

Japanese Club

私の所属している日本クラブのメンバーは、留学生である私や日本について興味を持ってくれます。そこで私にできることは何かと考え、学校で先生にお願いして質問ボックスを設けてもらいました。そこには私の日本の学校についてや私自身のこと、また日本語についての質問などとてもたくさんありました。「おススメのジブリ作品」「日本語の“に”と“へ”の違い」「日本の流行」「なぜアメリカに来たいと思ったか」「アメリカの好きなところ、日本の好きなところ」など。これ以外にも約50人位の子から質問をもらいました!こうして日本を伝える機会ができ嬉しかったですし、答えてくれた人に折り紙を渡したらとても喜んでもらえました。

友達に誘われて陸上のチームに入りました!

正直、チームに入ってすぐは軽い気持ちでした。「良い運動になるといいな。」という感じで入ったのですが、いざ入ってみるとなんとハードな練習が待ち受けていたことか!ですがあきらめたくはなかったので何とか続けることができています。また、ここでたくさんの新しい友達もできました。女子は50人位いうのですがそのほとんどの人たちが私のことを知ってくれて仲良くしてくれるので本当に楽しいです!練習終わりにアイスを食べに行ったりご飯に行ったり充実しています。先日の試合ではリレーで3位、個人800mで5位と初にしては満足の行く結果だったのでこれからも頑張りたいです!

色々な人がいるアメリカ

アメリカには本当に色々な人がいます。日本にいた時には考えたこともなく触れ合うこともなかった人達です。まず、ここにはたくさんのトランスジェンダーの方々がいます。でもそれを馬鹿にしたり、けなしたりする人は少ないです。彼らから学ぶことは多いです。自分を偽らず生きていく姿はすごく輝いて見えます。次に他の国から移住してきた人々です。その中には母国が危険過ぎてここに移ってきた、という人も少なくありません。私の友達の1人も「私の国では水もご飯も学校も服も何もないよ。」と教えてくれました。すごくショックでした。こうしてニュースや本からではなく直接私の友達が辛い思いをしていたんだと思うと心が痛かったです。この1年を通して世界の一部を自分の目で見た気がします。

最高のクリスマス

12月のクリスマス休暇にホストファミリーとその親戚のいるフロリダへ約1週間行ってきました。12月なのに日本の夏と同じ気温で毎日プールに入りビーチに行って泳ぎました。こんなクリスマスは初めてで本当に幸せでした。またそこでたくさんの人たちに出会い、話をしました。こんなにたくさんのクリスマスプレゼントをもらったのも初めてでプレゼントを開ける度に何と言っていいか分からないほど嬉しい気持ちになりました。本当に会った人たち全員が良い人で、日本について、そして私についてとても興味を持ってくれました。こうして新しい縁を作ってくれたファミリーとももっと仲良くなれた最高のクリスマスでした。

学校のダンスパーティー

私の通っている学校では冬にダンスパーティーがあります。その名も”Santa Switch”です。プロムとは違いショートドレスで、女の子が男の子を誘ったり、エスコートをするという伝統のパーティーです。私は初めての学校でのパーティーだったのでとてもドキドキしていたのですが、友達の協力によってボードを作ったり、ドレスを選んだりとすごく楽しかったです。私はパートナーにイタリア人の同じ留学生の子を誘ったのですが、彼と一緒にとても楽しい時間を過ごしました。パーティーでは夜遅くまで(日本では考えられませんが)体育館にDJが来てみんな踊っていました。そこでもたくさん友達ができ最高の思い出になりました。

感謝祭

アメリカではThanks givingという¥、感謝祭のお祝いをする習慣があります。前日からホストファザーとマザーが七面鳥の準備やパイなどの準備をしていたので、一緒に手伝いました。私のお気に入りはStuffingという七面鳥の中につめる具材で、野菜やパンが混ぜられています。またアップルパイ、くるみパイ、ブルーベリーパイ、ラズベリーパイ、パンプキンパイなどすごくたくさんの種類のパイがあって幸せでした。たくさんの親戚の人と話し、日本の漢字やひらがな、折り紙を見せてあげたらすごく喜んでくれました。他にもデンマーク人の友達やイタリア人のおじいちゃんなど様々な国で暮らしたことのある人たちが集まったとても素敵な日でした。テレビでNYのパレードも朝から見られて嬉しかったです!

留学での自分を見つめ直して

これは私の所属するYoung Lifeというクラブの集まりがあった時の写真です。バスケをしたりゲームをしたり歌を歌ったりとても楽しかったです。またその日の最後に小グループに別れて「本音で語り合う時間」というのがありました。そこで初めて自分のアメリカに来てからの気持ちを見つめ直しました。今まで強がっていた気持ちを緩め家族や友達について思っていることを全て話しました。話終わる頃には自然に涙が出ていてアメリカに来て初めて泣きました。こうして周りに本当に優しい友達、ホストファミリー、そして日本で見守ってくれている家族や友達がいることに改めて気づけたいい機会でした。

留学生グループとクルーズトリップ

留学生グループでクルーズ旅行に行ってきました!!大きすぎる船の中にはプールやウォータースライダー、24時間のブッフェ、ジムなどがあり船の中だけでもずっといられるような場所でした。その船でフロリダのキーウェストとメキシコのコスメルに行きました。キーウェストは街並みが可愛くて写真をたくさん撮りました。コスメルではマヤ遺跡へ行き歴史を学びました。本当に素敵で一緒に行った友達と、昔の人のすごさを感じてきました。この約1週間たくさん留学生と語り合いより仲が深まりました。お互いの国の良さを伝え合いみんな将来日本に行きたい!と言ってくれて、私自身もっと他国について知りたいと思えました。

一生の思い出ができました

留学生の旅行の一環でインディアナポリスというところへ行ってきました。まず1日目にNBAのバスケの試合を観戦しました。特別に練習用コートやシュートも会場で打たせてもらえて一生の思い出になりました。2日目は友達とョッピングを1日中楽しみました。特にスペイン人の子とはクルーズや他の機会でもたまに会っていたこともあり、この旅行中もっと仲良くなり、ずっとふざけあったり爆笑したりしてすごく楽しかったです。また、色々な人に「日本人はもっとシャイだと思っていたけど、萌里と会って、先入観で決めてはいけないってわかった」とたくさん言われ、心から嬉しかったです。世界には心の温かい人たちがたくさんいます。